2023年3月26日 投稿者: admin

これを押さえて!内祝いの基本のマナー&選び方


内祝いの意味・シーン・予算相場

内祝いとは、昔は自分たちにお祝い事があった時、その慶びを周りの人にもおすそ分けする意味合いで贈られていた品物です。現在では、お祝いでもらったお金や品物に対し、お返しとして贈る品物の意味合いが強くなっています。内祝いが贈られるシーンとしては、結婚・出産・入園入学・開業開店・新築・快気などが挙げられます。

内祝いの予算相場は、もらったお祝いの金額の1/2~1/3ほど。これは「半返し」と呼ばれるものです。例えばお祝いで3万円の金額や品物をもらった場合、内祝いの目安は1万~1万5千円ほどになります。なお、自分より立場が上の人(上司など)や目上の人からのお祝いには、半返しは高くて失礼という考え方もあるため、1/3ほどにしておいた方が無難です。

内祝いの品物の選び方

内祝いの品物としてよく選ばれているのは、お菓子・タオル・日用品などです。すぐに消耗できるもの(消え物)は、好みから外れても使ってもらいやすいため人気です。なお、縁起が良くないとされる忌み言葉・忌み数字に絡むもの、一般的に慶事の贈り物にふさわしくないとされるもの(刃物や塩など)などは、内祝いの品物としても避けられています。

また、さまざまなジャンルの品物が掲載されているカタログギフトも、内祝いの品物として大きな人気があります。カタログギフトは受け取った相手がカタログの中から好きな商品を選べるため、相手の好みが詳しくわからなくても外す心配が少なく喜ばれやすいことなどが魅力です。

内祝いとは、身内にお祝いごとがあった際に、その幸せのお裾分けの意味で周りの方に贈り物をする慣習のことです。最近は品物よりも、もらった人が自分で好きな品物を選べるカタログギフトなどが好まれています。